中小企業の取引きのリスクを引き受ける「URIHO(ウリホ)」
URIHOについて

売掛保証サービスを徹底比較!
貴社に合うサービスは会社の規模で分かります

Top dialogue

こんにちは。ラクーンホールディングスで学生インターン中の藤本です。僕のインターン先のグループ会社では、取引先が倒産してしまった時に代わりに代金を支払ってくれる「売掛保証サービス」を提供しています。今回はラクーンフィナンシャルの青木さんに難しそうに思える売掛保証サービスの種類や特徴、料金感などを簡単に分かりやすく説明してもらいました。

Aoki00青木 忍
十数社の企業へ勤務してきた経験を持ち、営業目線で企業をみてきた異色の審査部専門課長。大阪支店長の経験も持ち、現在はラクーンフィナンシャルが提供するサービス全般の審査を行っている保証のプロだ。

―― 藤本:青木さん!お疲れ様です。突然ですが、僕に売掛保証サービスについて教えていただけないでしょうか!

青木:勉強熱心なのは良いことだね。よし!じゃあ今回は売掛保証サービス初心者の人にも分かりやすいように基礎から説明させてもらうね。

売掛保証サービスとは

取引先が倒産した場合に、取引先に代わって代金を支払ってくれるサービスなんだ。保証を開始する前に取引先の審査があるよ。

ほとんどの場合はユーザーと保証会社の2社間契約になるから、取引先には知られずに利用できるサービスなんだ。

Hujimoto Dialogu

―― なるほど。複雑なイメージを持っていましたけど、一言で言うと「売掛金の保険」のようなサービスなんですね!日本の企業はどこも売掛保証サービスを使っているんですか?

元々は大企業向けの商品設計のものが多くて、普及率も高くなかったみたいだよ。でも最近では中小企業にも使いやすい商品設計のものが出てきて普及し始めているね!

あと少し余談だけど、売掛保証サービスと混同しやすいサービスとして「買取ファクタリング」があるんだ。こちらは売掛金をファクタリング会社に売却することで期日よりも早く現金化できるサービスで、売掛金に保証を掛けて取引先の倒産に備える売掛保証サービスとは異なるサービスだから混同しないように気を付けよう!

  • 買取ファクタリング
    → 売掛金の早期資金化
  • 保証ファクタリング
    → 売掛金の保証

―― 同じファクタリングでも対象的なサービスが存在するんですね。勉強になります!

売掛保証サービスを徹底比較

それでは具体的にどのような売掛保証サービスがあって、それぞれがどういった企業に合っているのかを詳しく見ていこう!下の表を見ながら順番に説明していくね。

年間
コスト

保証
総額

1社あたりの
引受金額

遅延
保証

取引
信用保険

200万円以上

数千万円~
数億円

3,000万円
以上も可能

×

売掛債権
保証

100万円~200万円程度

数百万円~数千万円

1,000万円~3,000万円程度

定額制
売掛保証

~50万円

制約なし

500万円~1,000万円程度

取引信用保険

上場企業クラスの大企業には取引信用保険が一番合うんじゃないかな。国内外の損害保険会社が提供していて、保険を掛ける金額が増えれば増えるほど保険料率(単価)が下がってお得になるんだ。大企業は債権も大きくなるから高額の取引を引き受けてもらえる点もメリットだし、取引先に関しても自社と同じくらいの規模の企業が多くなるから取引先の倒産がカバーできれば問題ないと思うよ。大企業で支払いの遅延が起きるケースは多くないからね。

売掛債権保証

売掛債権保証も大企業にオススメだね。民間の保証会社が提供していて、保証総額や保証金額等の条件の縛りが少ないんだ。大企業に比べると規模が小さな企業との取引が増えるこのレンジの企業には、倒産だけではなくて支払いの遅延も保証してくれる「遅延保証」もあった方が心強いかもしれないね。保証の引受金額に関しては1社で1,000万円を超えるような大きな取引にも対応してくれる保証会社が多いよ。

定額制売掛保証

中小企業には定額制売掛保証だね。定額制で何社保証しても料金が変わらないところが特徴で、保証総額や保証社数にも縛りが無いから自由な利用ができるよ。中小企業は規模が小さい企業との取引になるケースも多いから、支払い遅延も保証してくれるのは心強いよね。特定の取引先との取引金額が膨らんだ場合も、500万円~1,000万円くらいまでなら引き受けてくれる可能性がある保証サービスだね。

上記のサービス以外に独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営している倒産防止共済(倒産防)というサービスもあるよ。取引先が倒産した場合にあらかじめ積立てた掛金に応じて借入れができるんだ。売掛保証サービスと併せて使っている企業も見かけるね。

  • 倒産防止共済
    → 事故発生時、積立てた掛金に応じて借入可能
  • 売掛保証サービス
    → 事故発生時、規定の保証額が支払われる

―― 売掛保証サービスってこんなに種類があったんですね!ちなみにラクーンフィナンシャルでも売掛保証サービスを提供していますよね?どんな内容なのか興味があります!

「URIHO(ウリホ)」という定額制の売掛保証サービスを提供しているよ。さっきの説明の中だと「定額制売掛保証サービス」に分類されるね。

定額制売掛保証「URIHO(ウリホ)」

Aoki Dialogue

URIHOは定額制で利用できるネット完結型の売掛保証サービス。上限を超えない限り、何社でも保証を掛けることができるんだ。また、契約期間の縛りなども無いから自由な利用が可能なのが魅力だね。

―― 料金もリーズナブルですよね。想像していた料金より大分安いんですけど、低価格で提供できる秘訣があるんですか?

弊社が提供している別サービスの「Paid」で培ってきた与信ノウハウやシステム構造だったり、グループ会社の強みであるITやeコマースのノウハウを駆使することで売掛保証サービスを「ネット完結型」で提供することができるんだ。その結果、運用費を抑えることができて、この低価格が実現しているよ。

中小企業の経営者の方って取引先の調査や経営状況を観察したり、未回収が発生したら督促や裁判もしたりするからやることが沢山あると思うんだけど、URIHOを使えば月数万円でこういった多くの業務の手間やコストをアウトソーシングできて、本業に集中できるようになるんだ。

保証を使えば取引先の倒産や支払いの遅延に備えることができるのはもちろんだけど、他にもメリットが沢山あるから忙しい中小企業の経営者の方には是非オススメしたいサービスだね!

さいごに

All dialogue
いかがでしたでしょうか。一見するとどれを選んでも大差は無いように思える売掛保証サービスですが、ユーザーの企業規模によって合うサービスが変わってくることが分かりました。先ずはコストや保証内容を含めて、見積もりや無料トライアルで気軽に検討してみてはいかがでしょうか。本記事が、皆様が売掛保証サービスを検討する際の一助となれば幸いです。
URIHOについて詳しく見る